【両親が凄くて納得!】山本リシャール登眞が最年少で「世界遺産マイスター」になれたわけ

山本リシャール登眞

世の中には、実に多種多様の「資格試験」「検定試験」がありますが、

NPO法人世界遺産アカデミーが行っている「世界遺産検定」において

史上最年少となる小学5年生(11歳)で最上級の「マイスター」に合格したのが

山本リシャール登眞(とうま)さん

です!

先日、「世界ふしぎ発見!」に回答者として出演した際にも、大変話題になっていました!

スタジオの大人たちもザワつくレベルでしたし、ツイッターでも

「このリシャールくんていう子、すごすぎる!」

と盛り上がっていましたね。

マイスター保持者は全受験者数のおよそ「0.2%」という難関資格。

世界遺産検定のマイスターともなると、全部で1,000以上もある世界遺産について、非常に深い知識が問われる難しい試験とのこと…。

そんな、大人でも難しい試験に挑み、最年少合格記録を塗り替えた山本リシャール登眞さんとは、一体どんな人物なのでしょうか?

そして、こんなに探究心旺盛で頭脳明晰なお子さんを育てられているご両親とは、一体どんな方々なのかも気になります!

(やはり私も、子を持つ親ですので…w)

そこで今回は

山本リシャール登眞さんについてのプロフィール

ならびに

山本リシャール登眞さんのご両親について

を、調査してお伝えして行きたいと思います!

さらに、

「世界遺産検定」とはいったいどんなものなのか?

についても解説していきますよ!

山本リシャール登眞(とうま)のプロフィールは?

山本リシャール登眞

まずは簡単に、山本リシャール登眞さんのプロフィール見てみましょう!

  • 名前:山本リシャール登眞(とうま)
  • 年齢:14歳(2020年1月現在)
  • 出生地:フランスのリヨン
  • 居住地:京都府
  • 出身小学校:京都市立岩倉北小学校

出生地がフランスのリヨンで、現在京都在住の山本リシャール登眞さん。

生まれてから今まで、どのように過ごしてきたのでしょうか?

調査の結果、

    • 2005年:フランスのリヨンで生まれる
    • 2009年:4歳のときに日本へ。幼稚園時代を茨城県つくば市で過ごす。
    • 2011年:6歳のときにヨーロッパへ。両親の仕事の関係でブリュッセルやリヨンで過ごす。

(小学1年生から2年生の1学期の間)

  • 2012年:小学2年生の2学期から日本へ。京都市で暮らす。

このように、日本とヨーロッパを行き来することで、双方の文化に触れながら成長してこられたようですね。

山本リシャール登眞(とうま)の両親はどんな人?

フランスと日本を行きするような生活であり、彼の名前や顔立ちなどから考えても、

やはり彼はハーフなのかな?

と思いますよね。

そこで山本リシャール登眞さんのご両親についても、どんな方なのか調べてみました!

その結果、

父親はスイス人で、職業は大学の数学教師

母親は、ベルギー人と日本人のハーフで、国際法の研究者

ということが分かりました!

やはり山本リシャール登眞さんのご家庭は平凡ではありませんでしたね。

そのような環境で育った山本リシャール登眞さんは、

英語・フランス語・日本語

を操れるトリリンガルなんだそうです♪

・・・これを聞いても、

「やっぱりね!」

という感想しか出てこないですが(笑)。

このような環境で育ったら、やっぱり自然とそうなるんだな〜と。

そんな、ある種とても恵まれた環境で育った山本リシャール登眞さんですが、一体どんなきっかけで世界遺産に興味を持ったのでしょうか?

そこには驚くべきエピソードがありましたよ!

山本リシャール登眞(とうま)はなぜ世界遺産に興味を持ったの?

山本リシャール登眞

山本リシャール登眞さんが、世界遺産検定のマイスター合格を果たした時にインタビューで語っていた内容がコチラ。

世界遺産に興味を持ったきっかけを問われて・・・

幼稚園の頃の愛読書が世界遺産の図鑑だったんです。

地球の美しさ、人類が作りあげてきた建造物の素晴らしさに感動し、「もっと知りたい!実物が見たい!」と思いました。

今は京都に住んでいますが、小学1年生から2年生の1学期までは、両親の仕事の関係でブリュッセルやリヨンで過ごしました。

休みの日は、家族で博物館を巡ったり、古い町並みを散策することが多かったので、ますます興味をもつようになりました。

引用元:世界遺産検定サイト

いきなり凄いセリフが出てきましたね。

「幼稚園の頃の愛読書が世界遺産の図鑑だった」って?!

世界遺産の図鑑は、彼の母親が買い与えたとのこと。

おそらくですが、幼い山本リシャール登眞さんが、当時、そういう図鑑や写真などに興味を示したことがあるんじゃないかと思います。

決して母親の押し付けではなく、

「この子はこれに興味があるみたい!」

と気付き、そこを伸ばせるようにサポートしてきたのではないかと・・・。

そうでなければ、彼の興味も続かないでしょうし、ここまでのめり込むこともない気がします。

また、世界遺産検定の本などはほぼ大人向けの内容のため、登眞さんのためにお母さんは全ての漢字にふりがなを振ってあげていたそうなんです!

子供の興味を伸ばすためとはいえ、全ての漢字に仮名をふるのは非常に大変な作業だったでしょう。

でも、そういった苦労をいとわず、子供のために手助けしてあげられるのが素晴らしいですよね!

子供を伸ばせる親は、そういう「子供のサイン」を見逃さずにキャッチできているということなんでしょうね!

同じく子を持つ親として、見習いたいと思います。

山本リシャール登眞(とうま)が最年少合格した「世界遺産マイスター」ってそんなに凄いの?

「世界遺産検定」の名前は知っていても、どんな試験なのかなど、分からないことは多いと思います。

でも、11歳の少年が最年少で合格して注目されたわけですから、やはり難易度は高そうですけど・・・。

「世界遺産検定」とは?

「世界遺産検定」公式サイトによると、以下のような定義になっています。

世界遺産検定は、人類共通の財産・宝物である世界遺産を通して、国際的な教養を身に付け、持続可能な社会の発展に寄与する人材の育成を目指した検定です。

世界遺産検定の受験級は?

難易度の低い方から

4級・3級・2級・1級・マイスター

です。

4級から2級までは、誰でも受験可能ですが、

1級は、2級認定者のみ

マイスターは1級認定者のみ

が受験できます。

4級から1級はマークシート式、マイスターのみテーマを与えられて論述する方式になっています。

世界遺産検定の合格率は?

直近の第36回検定では以下のようになっていました!

  • マイスター:受験者数:35名→認定者数:16名(合格率45.7%)
  • 1級:受験者数:861名→認定者数:173名(合格率20.1%)
  • 2級:受験者数:1,479名→認定者数751名(合格率50.8%)
  • 3級:受験者数1,460名→認定者数988名(合格率67.7%)
  • 4級:受験者数598名→認定者数555名(合格率92.8%)

一番易しい4級ではかなり高い合格率ですが、級が上がるにつれてどんどん合格率は下がっていきますね。

ところが、最難関のマイスターは約半数が合格しています。

これは一体・・・?

やはり、マイスターの受験資格は1級合格者であることと、他の級とは異なり「論述式」であることが理由でしょう。

認定率20%程度の1級に合格している時点で、かなりの知識量であることが想像できます。

また、マイスターはマークシートの選択問題ではありませんから、試に向けての準備を抜かりなくしているはず!

そのような理由から、マイスターの合格率は1級よりも高くなっていると言えそうですね。

ちなみに、有名人の受験者も結構います。

  • 俳優の鈴木亮平さん:1級
  • ハイキングウォーキングの松田 洋昌さん:2級
  • 弁護士・俳優の本村 健太郎さん:2級
  • タレントの磯山さやかさん:3級
  • 漫才師のチャド・マレーンさん:3級

などなど。

鈴木亮平さんの世界遺産好きは割と有名ですが、1級を持っているのはかなり凄いですね〜!

芸能人の方々が挑戦するのは、例えばクイズ番組などで役に立ったり、海外へ行くときに楽しめたり、話のタネにもなるからでしょう!

世界遺産検定の出題範囲は?

こちらを確認してみたところ。

  • 4級:日本の世界遺産すべて+主要な世界の世界遺産30件
  • 3級:日本の世界遺産すべて+主要な世界の世界遺産100件
  • 2級:日本の世界遺産すべて+主要な世界の世界遺産300件
  • 1級:1000以上ある全ての世界遺産が出題範囲

となっており、出題範囲がだんだんと増えて行くようになっています。

いずれにしても「難しそう」という感想しか出てきませんね・・・。

例えば4級の問題。

●次の3つの説明文から推測される世界遺産は何でしょうか。

・地球上で最も低い緯度で海水が凍る季節海氷域(きせつかいひょういき)である

・食物連鎖(しょくもつれんさ)を通じた海から山まで一体となった生態系が特徴である

・イタリアのフィレンツェとほぼ同じ緯度にある

1. 知床
2. 白神山地
3. 小笠原諸島
4. 屋久島

例えば2級の問題

●2013年の世界遺産委員会で、保有する遺産すべてが危機遺産登録された国として、正しいものはどれか。

1. ラオス人民共和国
2. スーダン共和国
3. シリア・アラブ共和国
4. ウクライナ

級が上がると範囲も広くなりますし、とにかく「知らなければ答えられない」問題ばかり。

相当の勉強量が必要なのではないでしょうか?

そしていよいよ、最難関の「マイスター」ですが、こちらは1級合格者しか受験できません。

出題例はこんな感じ。

・世界遺産の保全と景観保護に関し、地域の経済発展などの問題も踏まえながら、「ドレスデン・エルベ渓谷」の事例を用いて、1,200字以内で論じなさい。

・「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」において、世界遺産保全のための入山料の徴収が議論されているが、その是非について、是非双方の視点を交えながら他の遺産と比較しつつ1,200字以内で論じなさい。

・・・こんな問題が計3問、120分間で論述するという試験なんです!

これを小学5年生で?!

と考えると、その凄さは想像以上ですよね!

山本リシャール登眞さんが以前出演したTV朝日系の番組「博士ちゃん」で、その試験内容に触れているシーンがあるのですが、サンドウィッチマンのお二人のリアクションが面白すぎました(笑)!

まさに、「ちょっと何言ってるかわからない」状態です(汗)!

どれほどの知識量と語彙力があれば、このような問題の答えを論述できるのでしょうか。

文章構成力も問われますし、これに合格したとは本当に末恐ろしい気がします。

番組内でお母さんが、「昔から本好きで・・・」と語っていましたから、読書習慣があることも文章力向上の一因なのかもしれませんね!

まとめ

今回は

山本リシャール登眞さんについてのプロフィール

ならびに

山本リシャール登眞さんのご両親について

を、調査してお伝えしてきました!

ヨーロッパと日本を行き来する家庭環境に加え、子供が興味を持ったものキャッチして、「好き」をとことん伸ばせるようにフォローしてきてくれたであろうご両親。

そんな環境と、ご本人の努力によって、山本リシャール登眞さんは才能を開花させることができたのでしょうね!

また、

「世界遺産検定」とはいったいどんなものなのか?

についても解説してまいりました!

山本リシャール登眞さんが小学5年生で合格した「世界遺産マイスター試験」の難易度の高さには驚愕でしたね。

どれほどの知識量と語彙力を持っているのか、恐ろしく感じるくらいでした。

そう考えると、「世界遺産マイスター」認定、という肩書はとてつもなく強いですね!

それにしても、「博士ちゃん」の中で、サンドウィッチマンの伊達さんが「カッコいいね!」と言っていたとおり、彼はなかなかのイケメンです。

それに、テレビ収録の場でも物怖じせず、しっかりと自分の言葉で語れるのが凄い!

TBS系の「世界ふしぎ発見!」などにも出演されていますし、今後もテレビでお見かけする機会はありそうですね♪

ミステリーハンターも、ぜひやって欲しいと思ってしまいました(笑)。

今後も「世界遺産愛」を語る、山本リシャール登眞さんを拝見できることを楽しみにしています!

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