11月4日(木)に放送された「silent」第5話!
第4話で、湊斗が紬に別れを切り出すという衝撃のラストだったことに加え、第5話までの間に
「silent4話 エピソード0 ~紬と想と湊斗、8年前のある出来事~」
をTVerで配信するという展開で、続きとなる第5話への期待はMAXでしたよね!
こちらの記事では、これまで緻密に積み上げられてきた物語について、細かい演出やセリフ・伏線などについて、皆さんの感想や考察、気になるポイントなどをあわせてまとめました!
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「silent(サイレント)」第5話のあらすじ
「silent(サイレント)」第5話のあらすじです。
戸川湊斗(鈴鹿央士)から突然の別れを告げられた青羽紬(川口春奈)は、なかなか気持ちの整理がつかないでいた。
そして佐倉想(目黒蓮)もまた、2人の関係がくずれたのは自分のせいではないかと懸念し古賀良彦(山崎樹範)に相談する。
紬は春尾正輝(風間俊介)に湊斗の話をする中で、自分が彼のことを大切に思い、本当に好きだったことを実感するとともに、聞こえる聞こえないに関係なく相手に思いを伝えることの難しさを痛感する。
そんな中、紬の携帯に湊斗から着信が入って…。
フジテレビ「silent」公式HP
「silent(サイレント)」第5話を見終えた皆さんの感想

第5話「無意識に名前出ちゃうくらいほんとに好き」
を見終えた皆さんの感想です。
第4話のラストで「湊斗?!なんでここで”別れよう”なんて言うのーーー!」との声があがっていましたが・・・
第5話を見終えた皆さんの感想を一言で表わすなら、
「なんて切ない別れなんだーーーー!!!!」
になるのではないでしょうか。
第5話をほぼ占めていたのは、湊斗と紬のお別れでしたね。
丁寧に丁寧に、セリフの一つ一つ、役者さんたちの一挙手一投足を大切にしながら紡がれた「別れのストーリー」は、本当に絶品だったと思います。
「silent(サイレント)」第5話の細やかな演出や伏線、心に残るシーンなど考察まとめ

「silent(サイレント)」第5話の演出や伏線、感動シーンや考察などついて、まとめます。

第1話では大雨の降る音で目を覚ました紬。
「うるさい」とつぶやく紬。
紬の隣には湊斗がいました。
そして今回の第5話。
同じベッドで目を覚ました紬。
外は晴れ。
湊斗はいない。
くっきり、はっきりとした対比が描かれていましたね。

湊斗と紬が別れた翌朝、紬が朝ごはんを食べていたときに流れてきた曲が
「スピッツ」の「みなと」でした。
歌詞を見てみると・・・

「遠くに旅立った君に 届けたい言葉集めて」
「勇気が出ない時もあり」
「すれ違う微笑みたち」
「君ともう一度会うために」
などなど、意味深な歌詞が・・・。
この曲が流れてきたことに気付いて、再生を止める紬。
演出が細かすぎますね!
ちなみに、silentの脚本家の生方美久さんは、「湊斗」の名前はスピッツの「みなと」からとっていることを明言しています。

湊斗から一方的に別れを告げられてしまった紬。
「荷物を取りに行きたいから」を口実に、湊斗の家を訪ねます。
自分の持ち物を集めながら、今までと同じような調子で湊斗に話しかける紬に、
紬の方をほとんど見ることもなく、呼び方も「青羽」と名字になっている湊斗。
あえて距離をとろうとしている姿が切なかったですね。
この、湊斗の家での二人のシーンは、切なすぎて心がギュッ・・・となってしまった人が多かったようです(泣)。
「一人で全部持てる?」という湊斗のセリフも、やっぱり荷物のことだけには聞こえなかったですね。


これは女性なら分かる〜って感じかもしれませんね。
キラキラしてしまう相手と、ぽわぽわとなる相手。
どちらがいいとか、どちらといたら幸せかなんて、単純に比較はできないですが・・・。
しみじみと長く幸せなのは「ぽわぽわ」となる相手なのではないかな、なんて個人的には思います。
でも、女の子が「キラキラ」になる相手といるときって、やっぱり最高に可愛いと思いますし、そこが第4話の
「紬、想の横にいるときが一番かわいいんだよね」
という湊斗のセリフとピッタリ一致していて、もう、なんという脚本なんだ!と思わず天を仰ぎましたね。
ぽわぽわとキラキラの、「前髪」の対比もすごい!

湊斗と紬が付き合い始めた頃の回想シーン。
2人で初めて迎えた朝の描写で、紬が前髪をさっと止めた白いふわふわのヘアピン。
「中学の頃に買ったヘアピン」と、「中学の頃から紬を好きだった湊斗」のリンクがヤバいという意見がありました。
白いふわふわのヘアピンは、湊斗の「中学からの紬への片思い」を暗喩しているのかもしれません。

「捨てちゃって」という紬のセリフも切ないです。
また、SNSではこのような考察も!
どこまで深いんだ、silent・・・。
「会って話したい」
「顔見て話したい」
と、最初に想に言っていたのは紬でした。

それが、第5話では逆転していました。

「好きな人が言うカワイイはね 強いから 威力が」

「中学生のときに買ったヘアピンも捨てらんなくなる。」
・・・あぁーー、やっぱり紬だって湊斗のことを本当に好きだったんですよね、うん・・・。
また、このシーンでは、青羽家の思い出(母が、一度父から「かわいい」と褒められたから、ハンバーグがいつも動物の形だったこと)が語られていましたね。
また、光が「お父さんに報告しなよ 婚期が遠のきましたって。」とも言っていました。
青羽家が母子家庭であることは、「エピソード0」からも伝わってきていましたが、母子家庭になった理由が「離婚」ではなく「死別」だったということが、このシーンでしっかりと表現されていたと思います。

会って顔を見て話したいと、紬を呼び出した想。
ノートに書いてきた文字は、想が真剣に紬に気持ちを伝えたいという想いが溢れていましたね。
声で話す時のように、1ページずつ、一言ずつ伝えられる言葉にグッときました。
最後のページをめくって紬に見せる時、一瞬ためらうような、そしてそのあと覚悟をきめたような表情と、わずかに震える手の表現が、本当に素晴らしかったです。
ちなみに、このノートの文字は目黒蓮さんの直筆だそうですよ!
きれいな字ですよね〜!
★考察しだすと止まらない「silent」!!
第5話についても、まだまだ書きたいことが盛りだくさんですので、こちらにまた追記していく予定です。
「silent」第6話が待ちきれない!
次回、「silent」第6話は11月10日(木)放送です。
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