10月27日(木)に放送された「silent」第4話!
まだ第4話とは思えない展開に驚かされましたね。
こちらの記事では、第1話から第4話まで緻密に積み上げられてきた物語の伏線や細かい演出、皆さんの感想や考察などをまとめます!
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「silent(サイレント)」第4話のあらすじ
「silent(サイレント)」第4話のあらすじです。
青羽紬(川口春奈)の家で鉢合わせした佐倉想(目黒蓮)、戸川湊斗(鈴鹿央士)、光(板垣李光人)。
思わずその場を去ろうとする湊斗に、紬は想と二人でちゃんと話した方がいいと諭す。
湊斗は8年ぶりに想と向き合う中で何も変わっていないと感じ、高校仲間のフットサルに参加してみないかと誘う。
そんな湊斗に対して、紬と想の復縁を懸念する同級生たち。
だが、横井真子(藤間爽子)は、紬が今は湊斗のことを本当に大切に思っていることを理解する。
迎えた当日、フットサル場で待つ同級生たち。
そのとき、想は…。
フジテレビ「silent」公式HP
「silent(サイレント)」第4話を見終えた皆さんの感想

「silent(サイレント)」
第4話「戻れると思う。元に戻れたら嬉しいなって」
を見終えた皆さんの感想です。
第3話の感想は「湊斗、君のこと誤解してたよ、ゴメン!!」でしたが・・・
第4話の放送後は
「湊斗!!!なんでだよおおおおおお!!!!」
という感想が溢れていましたね〜。
紬と湊斗は、第5話で本当に別れてしまうのでしょうか・・・?
「silent(サイレント)」第4話の素敵な演出や心に残るシーンなど考察まとめ

「silent(サイレント)」第4話の考察などついてまとめます。
「silent」は「対比」のドラマ、と言っても過言ではないくらい、たくさんの「対比」がちりばめられています。
さりげなく、しかし意図的に配置された「対比」に気付くと、物語がより味わい深くなりますよね!
第4話でも、多くの人がその「対比」について考察していました。

アプリで楽しく会話していた、その続きの雰囲気で、想に背を向け話し続ける湊斗。
アプリが反応しなくなり、湊斗の話がわからなくなる想。
薄く流れていたバックの音楽も止まり、想が感じている「静か」な状態が否応無しに突きつけられたシーンでした。

「好きです。付き合ってください」「好き。付き合って。」
はっきりと告白しあって付き合い出した紬と想。
「何かぬるっと付き合いはじめちゃた」紬と湊斗。
ここも対比になっていますね。


対比構造はまだまだありそう!

前回までの内容で、想が声を出すのは「家族の前だけ」だと分かっていた上でのこの展開に、号泣したという方も多いよう。
「想から名前を呼ばれるのが、紬よりも先に湊斗だった」ということに、二人の友情を感じてボロ泣きしてしまう人も。
想が紬の名前を呼ぶシーンは、いつ訪れるのでしょうか。
気になりますね!

デート中、大きなもモフモフのわんこを見かけて
「わしゃわしゃしていいですか?」
と飼い主さんに話しかけ、わんこと触れ合った紬。

その後、二人で歩きながら会話をするのですが・・・。
わんこがかわいかったせいか、同棲するアパートはペット可の物件にしないかと提案する紬に
「でもな 生き物はなぁ。」
と難色を示す湊斗。
紬が「飼うの嫌?」と聞くと、
「だっていつか死んじゃうよ?悲しいよ。」
と返した湊斗。
紬は続けます。
「湊斗 付き合い始めたころも言ってた。
始めちゃうと終わっちゃうって話。
いつか別れることを考えちゃうから
女の子と付き合うの勇気いるって。
付き合い始めた彼女に言うなよって思ったけど。」
すると湊斗は
「何か ぬるっと付き合い始めちゃったから。
もし 別れても 別れたとしても
別れるまでに 楽しいことがいっぱいあったら
それでいいのにね」

と言い、紬は
うん。
別れないのが一番いいけどね。
と、返したのでした。
このシーンには、皆さんが「別れのフラグ立てるなよーー(泣)!」となっていましたね。
そして、湊斗のいう「始めちゃうと終わっちゃう」という考え方に、
坂元裕二さん脚本の映画
「花束みたいな恋をした」
を連想した方も多かったようです。
実は「silent」の脚本家・生方美久さんは、尊敬する脚本家として坂元裕二さんを挙げているんです。
ですので、このシーンに坂元裕二さんみを感じた人がいたのも、自然なことだったのかもしれません。

湊斗から「光も手話覚えたら?」と言われた、紬の弟・光。
その言葉の裏にある「湊斗」の決心に気付いたようなシーンがありましたね。
逆に、
湊斗はそのときまで別れようとは思っていなかった。
光から「なんで手話覚えろとか言うの?」と言われた時に、自覚していなかった自分の気持ちに気付かされてハッとしたのでは?
という考察もありました。
確かに、そちらの線もあるかもしれません。


奈々はろう学校時代からの友人・江上美央から言われます。
「しょうがないよ 私たちと違うもん
つい最近まで聞こえてたんでしょ?
理解し合えないことあって当たり前だよ」
今は「聴こえない」想でも、生まれつき「聴こえない」人とはやはり「違う」という現実。
また、春尾先生は同じ手話教室の先生である澤口真也と、こんな会話をします。
「春尾くん 僕たちにちょっと壁つくるよね
こうやって手話でコミュニケーションが取れるのに
どうしていつも一歩引いてるんだろうって」
「
特別扱いはもちろん違うし
ただ平等に接することが正解だとも思わないんです
手話ができるってだけで
わかった気になりたくないんです
どうしたって僕は聞こえるので
ろう者同士みたいに分かりあえないです」
「たとえ手話が出来て、ろう者と会話ができたとしても、自分はどこまでいっても聴者であり、ろう者同士のようには分かりあえない」
と言い切る春尾先生。
「聞こえる」↔「聞こえない」
「手話ができる」↔「手話ができない」
との間に壁がある、
・・・そんな単純な話ではないということなのでしょう。
これらのシーンは、今後の伏線になりそうです。
「壁」があるという描写を下敷きに、第5話以降はどのように話が展開していくのか、めちゃくちゃ気になりますね!

第2話で湊斗が紬に渡した、缶入りのコンポタ。
第3話で明かされた、「コンポタ」の意味。
第4話でもコンポタがキーとなっていました。
コンポタの温度や渡し方も。
第2話で、まだほんのり温かかったコンポタと、第4話で冷めてしまったコンポタ・・・。

これ・・・なんという切ないセリフなんでしょうか。
でも湊斗なら、不自然ではない。
主成分が優しさの湊斗だからこそ、出てきたセリフなのでしょうね。

第4話の終わり、紬に別れを切り出した湊斗。
「なんで?」
と聞き返す紬に、湊斗は
「好きな人がいるから。」
と言ったのです。
8年前、想が紬に送った「好きな人がいる。別れたい」というラインの”好きな人”とは、紬のことでしたよね。

では、湊斗のいう”好きな人”は誰を指すのでしょうか。
「紬に、想という”好きな人”がいるから」・・・?
「湊斗にとって、”想と紬”が”好きな人”だから」ってこと・・・?
様々な考察が出ていますね。
どれも頷けるので、正解がわかりません!
第5話以降で「好きな人が誰を指しているのか」の疑問が解消されることを願います!
「以前からうすうす感じていた」という人もいるのですが・・・
第4話を見て、湊斗には主題歌の「Subtitle」よりも、同じ髭男の「Pritender」がしっくりくる、という声がかなり多くあがっています。
「グッバイ 君の運命の人は僕じゃない 辛いけど否めない でも離れ難いのさ」
「たったひとつ 確かなことがあるとするのならば 『君は綺麗だ』」
・・・(涙)。
「silent」第5話が待ちきれない!
次回、「silent」第5話は11月3日(木)放送です。
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