10月13日(木)に放送されたドラマ「silent(サイレント)」の第2話。
見た人からは、そのあまりにも緻密な脚本、張り巡らされている伏線や細やかな演出に驚きの声が上がっています。
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「silent(サイレント)」第2話のあらすじ

「silent(サイレント)」第2話のあらすじです。
青羽紬(川口春奈)は8年ぶりに佐倉想(目黒蓮)と偶然の再会を果たすも、手話で一方的に話され、状況が把握できずに立ちすくむ。
一方、想はこの8年間の想いが募り、行き場のない気持ちを消化できずに紬のもとから立ち去る。
そんな様子をみていた桃野奈々(夏帆)は、想のもとに駆け寄り、そっと寄り添うのだった。想は高校卒業のころに耳に違和感を抱くようになり、その異変にいち早く気づいた母の律子(篠原涼子)が病院に連れて行くと、遺伝性の可能性があると診断された。
自分のせいかもしれないと責任を感じ、なかなか受け入れられない律子に対し、想は申し訳なく感じ、そのまま上京することを決め、紬にも病気のことは隠して別れを告げた過去があった。戸川湊斗(鈴鹿央士)は紬と想が再会したことに不安は拭えないものの、想いとは裏腹に、春尾正輝(風間俊介)の手話教室を紹介する。
フジテレビ「silent」HPより
想と話せるようになりたいと想う紬は手話教室に通うことを決意し、想に「もう一度会って話したい」と告げるが・・・。
「silent(サイレント)」第2話を見終えた皆さんの感想
「silent(サイレント)」第2話を見終えた皆さんの感想は・・・
だいたいみなさん泣いちゃってます。
(「もう…こんなん泣くわ!」のオンパレードでしたね。)
今後も毎週毎週、こんな風に泣かされたらヤバい!と感じ始めた人も。
これはもう本当に、名作の予感・大ですね!
「silent(サイレント)」第2話の驚愕脚本・伏線・演出まとめ
「silent(サイレント)」第2話で話題になっていた点についてまとめます。
1つ目はこちら。

第2話では、紬の誕生日が4月28日であることが判明するのですが、なんとその日の誕生花は
「サクラソウ」=「佐倉 想」
だったのでした。

さらに、「サクラソウ」の花言葉は
「初恋」
なんです。
(「憧れ」「純潔」「希望」などもあります。)
この細やかな設定に、ちょっと鳥肌がたったのは私だけでしょうか?
ここまで脚本が作り込まれていることに驚愕です。
(生方美久さん、すごすぎます)
2つ目は「うるさい」というセリフの意味とタイミングです。
第1話で3回でてきた「うるさい」というセリフ。
- 高校時代の雪の中のシーンで、想が紬に優しく言う「うるさい」
- 8年後、湊斗の隣で寝ていた紬が雨の音に対して言う「うるさいい」
- 聞こえないはずの想から紬に向けられた、手話の「うるさい」
並べてみると、「うるさい」というセリフはキーワードで、色々な意味や伏線がありそうですね。
やはり第2話の冒頭でも出てきた「うるさい」。
高校を卒業した頃の想が
「なんかずっと耳鳴りみたいのしてて、すごい うるさい」
と言っていました。
第1話の、この2つの「うるさい」の対比もすごかったんですが、
本当に、まだ違う意味の「うるさい」が出てきそうな気がします。
さらに、第1話と第2話を通して分かったのは、「うるさい」というセリフのタイミング。
どちらも、「うるさい」というセリフを言うのが、冒頭、ドラマのタイトルが出るタイミングなのです。
第1話は紬の「うるさい」→ タイトルが出る
第2話は想の「うるさい」→ タイトルが出る
というパターンでした。
そうなると、第3話の冒頭は、また別の誰かの「うるさい」になるのかも?
ひょっとして湊斗・・・?

第1話で、想から紬に送られてきた「別れたい」というライン。
「好きな人ができたから別れよう」って、想は優しい嘘をついたんだと思っていましたが・・・
(ですよねえー)
第2話で、全く違ういみだったことが明かされました。
多分見てた人みんな、↑ こうなってましたよね。
そっと紬を指差す想の手が震えていたことも、みなさんの心に響いていたようです。
第1話からイヤホンはかなりキーとなるアイテムでしたね。
第2話では、ワイヤレスイヤホンの片方が、二人を再びつなぎ合わせました。
湊斗の主成分は優しさ、なのですが・・・。
紬に気を使いすぎている感じや、自分が紬に愛されているという自信がないような雰囲気が苦しくて切ないですね。
・「パンダ スペース 落ちる」の気遣い
・飲み物がコンポタまで用意されている
・コンポタを渡すときも、蓋を開けてから
・紬の新しいスカートにすぐ気付く
などなど、羨ましい限りの出来杉くんな彼氏。
でも、「新しいスカートをはいて想に会ったんだね」
って察してしまうのが、観ていて辛いですよね。
湊斗が、電話の向こうで動揺する紬に、パンダが落ちる動画を見て心を落ち着けるように促すワンシーン。
なぜパンダ?という疑問もありますよね。
どうやらそれも、「あえてのパンダ」だったようなんです。
ドラマのオフィシャルグッズにも、制服を着たパンダが!
う〜ん、この辺りのパンダの意味は、また次回以降に分かってきそうですね。
(高校時代、制服でデートしてパンダを見に行った思い出…とか?安直すぎますかねw)
風間俊介さん演じる、手話教室の春尾先生に
「何かとんでもない闇」
を感じたという人も多いよう。
第1話から、闇感は出ていたんですが、第2話で確信に変わった気がします。
春尾先生の過去も、いずれ明らかになるのでしょうか?
そして、
「その人と会わなければよかったのにって思いません?」
と詰めてくる春尾先生に、
「好きになれてよかった、って思います。思いたいです。」
とまっすぐ答えた紬も強い。

春尾先生の人物設定として、
学生時代に参加したボランティアの経験から、現在は手話教室で働いている春尾。大切に思う相手のために手話を覚えようとする紬の姿に、いろいろな感情がよみがえるようで……
solent公式Twitter
とありますので、彼も過去に「大切な誰かのために手話を覚えたけれど、その後・・・」というストーリーが隠されていそう。
この先生と生徒の関係にも注目かもしれませんね。
想が、密かに「これで最後」と決めて紬に会うシーン。
「想くん」と初めて呼んで、照れる紬が可愛くて。
大好きな人が自分の名前を呼ぶ声と、その笑顔を胸に抱いて、覚悟を決めて帰っていく想の姿が、
スピッツの「楓」の歌詞
「さよなら 君の声を抱いて歩いていく」
に重なりました。
画面の真ん中に想の耳というカメラワーク。

秀逸過ぎますね!
「silent」第3話が待ちきれない!
「silent」第3話は10月20日(木)!
今から待ちきれませんね。
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